永い間 三人は黙って 下を流れてゆく川を眺めていました。すると 川もまた黙って流れてゆきました。川は この暖かい夏の午後 たいへん静かな のんびりした気分になっていたのです。
くまのプーさん いろいろあれど
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プースティック
プー棒投は、A.A.ミルンの子供小説『くまのプーさん』の続編『プー横丁にたった家』に登場する、棒切れを使った遊びである。作中では主人公であるクマのぬいぐるみ・プーが考えついたものとして描かれている。ルールは単純で、下に川が流れている橋さえあれば、あとは棒切れを用意するだけで始めることができる。競技者はそれぞれ自分の棒切れを持ち、それを橋の上から上流側へいっせいに落とす。橋の下を通って下流側に最初に現われた棒切れの持ち主が勝者である。この遊びは作品が著名になったことでよく知られるようになり、1984年からはテムズ川のデイズ閘門で世界プー棒投げ選手権が開かれるようになった。
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『クマのプーさん』は、1926年に発表されたA・A・ミルンの子供小説である。擬人化されたクマのぬいぐるみである「プー」と、森の仲間たちとの日常を10のエピソードによって描いている。1928年には同様の構成をもつ続編『プー横丁にたった家』も発表された。『クマのプーさん』のシリーズはこの二つの物語集と、その前後に発表された二つの童謡集『ぼくたちがとてもちいさかったころ』『ぼくたちは六歳』の計4冊からなっており、挿絵はいずれもE.H.シェパードが手がけている。
A.A.ミルンはこの作品を自身の息子クリストファー・ロビン・ミルンが持っていたテディ・ベアから着想している。本作品とそのキャラクターは発表当時からひろく人気を集めており、多数の言語に翻訳されいまなお世界中で読まれている。
1960年代からはディズニーによって一連のアニメーション作品が作られ、作品の知名度に大きく貢献した。
第1章はまず、プーが樹の上の蜜蜂の巣からハチミツを獲ろうとするエピソードからはじまる。プーはクリストファー・ロビンから風船を借り、それに捉まって樹の上まで浮かび上がるが、蜜蜂ではなかったことに気づき、クリストファー・ロビンに鉄砲で風船を撃ってもらい地面にもどってくる。第2章では、プーがラビットの家を訪問してパンをごちそうになるが、お腹が膨れたために出口の穴につっかえてしまい、その穴にはまったまま1週間を過ごすという失敗談が語られる。第3章からは、プーの親友である子豚のピグレットが登場する。この章では、ふたりはプーが雪の中で見つけた謎の足跡をいっしょになって追跡するが、実は自分たちの足跡を追って樹の周りをぐるぐる回っていただけだったことが判明する。プーとピグレットの冒険は第5章でも語られ、ここでは「ヘファランプという謎の生き物を捕まえるために、二人で落とし穴を掘るが、その翌日、穴の底に設置したハチミツの壷の誘惑に耐え切れずに自ら罠にはまってしまったプーがピグレットたちによって発見される。