ブランド箱 330円 百貨店以外では アインにしか無い プレゼントに花を添えます。
入荷しました。
当店のお品は 総て 現地在庫を漁らず(現地では B品の販売があり その混入を避けるため) 欧州代理店を通じて 各メーカーに 発注しております。
同業者が 公正取引委員会へ 代理店から輸入妨害を受けていると訴え出ました。(当時 日本は加工貿易黒字大国で 通産省MITIは 世界中から 失業の輸出と非難されておりました。そこでMITIは 先進国で唯一 代理店契約のあるブランドの並行輸入を合法としました。)公正取引委員会の立ち入り検査で アインも妨害を受けていると判り アインにも被害届を出すようにと電話をしてきました。ヘレンド社は 代理店間の兄弟喧嘩をさせないでほしい。アインには 代理店並みの便宜を図るからと連絡がありました。以後アインにはマスターペインターサインを許され 一般品でも手の良い物の気配りを頂けるようになりました。
主だったお店を調べましたが オーバル は お熟成アインにしかありません。だから お熟成アインが一番お安くなります。
それではお熟成アインには何故あるのでしょう ? それは 売るのが下手で 宣伝広告をしないで ポイントをつけたりもせず ひたすらお熟成 お値打ちのつくのを待ちます。今では 何処にもなくて 一番お安くなってます。お熟成アインの真骨頂 ! !
ヨーロッパ大陸のバラは ウィーン様式が元祖で 花と茎枝と葉が自然に描かれ ロココに乗り遅れたマイセンでも 同列です。
島国英国は 連ねたバラの両端に葉を添え花のみの美しさを引き立てるのが主流で 大陸とは1線を画しております。
ウィーン様式 大陸のバラ 島国英国 連ねたバラ
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シェープ
ウィーン窯に遅れる事 100年の民間・バハン陶器窯として 創立(1826)したヘレンドですが
1839年 皇帝フランツ・ヨゼフ一世に 実質的創業者モール・フィシェルが 磁器の制作を
許されました。
ロカイユ・シェープ
ヘレンドには オジア,ロカイユ,リッセ,エステルハージ,シェープがあります。面白いのはバロックを代表する(マイセン#02,ジノリのベッキオ)をロカイユ(ロココ)と名付けています。ネオクラシック時代創窯のヘレンドにあっては 多分 時代を読み誤ったのでしょう? もしくは 歴史を古く箔付けするのに バロックでは誇張が過ぎるし ロココどまりにしたのでしょうか? 1部学者に ロココを バロックの延長とする説はありますが バロックをロココとするのは 明らかな間違いです。
1864年閉窯の大先輩ウィーン窯の 受け入れは 絵のみ (金緑彩パセリ文, ワインリーフetc.) で シェープは デコラティブな貴族趣味を旨とする ヘレンドにあっては 奇を衒わぬ機能性を 旨とする ウィーンとは 相容れず その影響は見られません。
本来 ハンガリー国ですから 東洋の真珠と謳われた 美しい都 ブタペストのバラと 名乗るところ ハプスブルク家の 銘窯ウィーンの代表作 ウィーンのバラを名乗ることを 許されました。当時 ウィーンはヨーロッパ一の 文化香る 憧れの都でした。