アンティック　ヴィンテージ店のお取扱いは　中古品の世界ですが　アインのは　ピカピカの　新品です。

こんな　ロイコペ　有ったんですか?ってよく聞かれます。

過日　ある京都のご夫婦が　「デンマーク旅行の折　ロイコペ本店で　見かけて　買いたかったのですが　手元不如意で　帰国後日本で買おうと決めました。処がどこを探しても見つからず　ロイコペ本店に訪ねて　日本未入荷品と知りました。諦めかけていた頃　洋食器マニアの方から　アインさんを教えられ　ホームページを見たところ　わが目を疑いました。掲載されていたのです。でも　まだ信じがたく　隣県でもあり　今日こうして来てみました。デンマーク以来　三年後の再会です。」と大変喜んで　購入され　帰って行かれました。私の鼻が　心なしか高くなったようです。

クラシック　真正なデンマーク製　廃盤品　　　

1737年 クリスチャン王のもと　創窯のコペンハーゲンでは　1755年デンマークのボーンホルン島で発見されたカオリンを使って　1771年　薬剤師ミュラーにより　ポースレーンの焼成に成功(口舌の徒フンガーの悪評を嫌い　彼の誘いを断り　独自の開発を目指したので　カオリン発見から永い歳月がかかりました)カール侯の妹　デンマーク王妃ジュリアン・マリーは　兄のフュルステンベルグ窯の名声に　刺激され　王に勧めて　コペンハーゲン窯(ドイツ七大重要古窯)を　兄に負けない　名声を博する窯にするべく　1775年　王立窯　ロイヤルコペンハーゲンを　誕生させました。

ロイヤルコペンハーゲンは　主力がデンマークからタイ国(新作にはスリランカ・韓国)に変わり　日本代理店、デパートでも　デンマーク製はフローダダニカのみの様です。
当初はフルレースはタイ製ではありませんでしたが　2023年にはフルレースのタイ製がでています。
現地デンマークのロイヤルコペンハーゲン本店ショップでも　スッタフがタイ製と説明し、販売されています。
勿論　ロイヤルコペンハーゲン製です。

アインは混在をせず、デンマーク製のお熟成品を販売しております。