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花と果実
リンゴはバラ科の植物です。バラ科の植物には、私たちが「食用にする実」をつくるものがたくさん知られています。有名なものとしてはリンゴ、モモ、イチゴなどがあります。
果実とは、種子植物の花部が発達して生じた、種子を作る、多汁な果肉部分を持つ器官の一般的名称です。心皮と胚珠のみが発達したモモ、ウメ、やサクランボなどのような果実を真果、心皮や胚珠以外の部分も加わってできたリンゴやナシなどの果実を偽果と言って区別する場合もあります。
「花束と果実とプットー」 ヤン・ダーフィッツゾーン・デ・ヘーム作
ヤン・ダーフィッツゾーン・デ・ヘーム(1606年 - 1684年)は、17世紀のオランダで活躍したバロックの画家。豊かな色彩と精密さが際立つ静物画で知られている。
17世紀初頭の花卉・果物画は、ブーケは花の集合体としての描き方で、ポートレートスタイル、平面的でしたが、次第に明暗法を取り入れ立体的になり、光と影の遠近効果が表れます。 その後は、さらにいくつかの花にスポットライトをあて、際立った陰影をつけるライティング効果で描きます。茎の曲げや向きなど、自由自在に思うようにつくりあげ(プラスチック効果)、更なる陰影で奥行きを深めて宇宙空間をも表現します。 デザインにエレガンスが加わり、花はたおやかに、動きはキャスケードにえがかれ、芸術的にリズミカルなアラベスク、18世紀には超現実主義な絵となりました。
「花と果実の輪に囲まれた聖家族」 ヤン・ブリューゲル、バン・バレン 黄金期の作品。
ヤン・ブリューゲル (父)(1568年 – 1625年)はブラバント公国 (現在のベルギー)の画家。「ビロードのブリューゲル」(ビロードを思わせる色調から)、「花のブリューゲル」(好んで取り上げた)等とも呼ばれる
オランダでこの時代に活躍した画家の一部は、マイセンで磁器の花果の絵付けに携わることになります。
エンツゥィーステッドハンドル
ケンドラー作 ノイエ・アウスシュニット型
やはり花はマイセン。学校を出て 親方(マイスター)に弟子入した ペインターの卵たちが まず 最初に習うのが お花の絵です。一人前になっても 自然のお花を 工房に飾って 写生に 精を出します。マイセンでは お花を描くのは 旨くて当たり前なのです。果実も 花に負けてならじと 見事に写生されております。