- 商品コード:
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HEAV706
ヘレンド アポニーグリーン AV コーヒーC/S 706 160cc 10%Off
- 通常価格(税込):
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28,600
円
- 販売価格(税込):
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25,740
円
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ヘレンド
> アポニーグリーンAV
オジア・シェープ
ヘレンドの主流シェープ
マイセンの#01シェープに同じ
ヘレンドには オジア,ロカイユ,リッセ,エステルハージ,シェープがあります。面白いのはバロックを代表する(マイセン#02,ジノリのベッキオ)をロカイユ(ロココ)と名付けています。ネオクラシック時代創窯のヘレンドにあっては 多分時代を読み誤ったのでしょう。1部学者に ロココを バロックの延長とする説はありますが バロックをロココとするのは 明らかな間違いです。
1864年閉窯の大先輩ウィーン窯の 受け入れは 絵のみで シェープは デコラティブで箔付けを旨とする ヘレンドにあっては 奇を衒わぬ機能性を 旨とする ウィーンとは 相容れず その影響は見られません。
ウィーン窯に遅れること 100年の民間・バハン陶器窯として
創立(1826)したヘレンドですが 1839年 皇帝フランツ・ヨゼフ一世に 実質的創業者モール・フィシェルが 磁器の制作を許されました。当時のハプスブルク王家をめぐる国際情勢の中 筆頭スポンサーであった エステルハージ侯爵(ハイドンを楽長とするオーケストラも持つ 芸術に造詣の深い貴族)達の依頼を受け マイセン等の コピー窯として腕を磨き 遂に 1851年 第1回万国博覧会が ロンドンで開かれた折 英国のヴィクトリア女王に ヘレンド独自の シノワズリが見出され 世に出る事になりました。後には 中世絶世の美女と 謳われた エリザベート王女や 夫君のフランツ・ヨーゼフ一世にも こよなく愛される銘窯となりました。